合同会社五方よしは、サスティナブルビジネスをうずらから考える会(U会)がその起源。ここではそのU会について紹介したいと思います。

U会のFacebookページ。メンバーは全国様々なところに住んでいます

サスティナブルビジネスをうずらから考える会(U会)とは

U会は、全国の社会人で構成されているSECILALAというコミュニティーで行われたオンラインイベント中の雑談から生まれたコミュニティです。

10人ほどの雑談で、副業したいなー(メーカー勤務会社員)、法人化したいなー(ITサポート、個人事業主)などパラレルワークのネタで盛り上がった時に、

社会課題解決を目標に活動して、副業・パラレルキャリアの実践をしてみようとなったのです。

その際にみんなで議論して取り組むテーマとしたのが「うずら」。

実は日本国内のうずら農家は30戸程度(生卵出荷はなんと9戸)という事を知り驚きました!

(↓メンバー全員で見たネットの記事)

全国で9戸しかない生卵を卸しているうずら農家の挑戦 - メシ通 | ホットペッパーグルメ

新型コロナウイルスの影響で、全国に30戸しかなかったうずら農家が、さらに27戸にまで減少したというニュースがSNS上を騒がせた。その実態を探るべく、静岡のうずら農家「…

そこからさらに多数の調査データ、論文、知人の情報などを調べるうちに、少子高齢化・事業継承・食の安全・食育・アニマルウェルフェア・和食文化・創薬・農業DX・遠隔就業などさまざまな社会課題が見えてきました。

また、うずら市場の課題解決を捉えて

・うずら市場の活性化をビジネス・イノベーションの生きた教材とするプロジェクト

・科学技術コミュニケーションの手法を導入した価値の再認識と価値の発信プロジェクト

なども立ち上がりました。

書面の調査だけでなく、実際に官公庁、大学、自治体、就農者、流通・小売関係者、料理人など様々なステークホルダーにヒアリングしてみると課題の解決方法がうっすら見えてきて、ビジネス構想もおぼろげながら(うっすらと)生まれてきました。

U会発足当時、メンバーがささっと書いたイラスト。うずら熱の高さが分かります 笑

「うずら農家が少ないんだってさー」

一人でその情報に触れただけではふぅーん。で流していたかもしれません。チームで課題の調査、ヒアリングなどを行った事でわかった事が

「皆でやると楽しい」&「1+1が10くらいになる」&「持続的なマネタイズも検討できるね」という事です。

そんなうずら活動をきっかけに、皆で課題に取り組むチームをステークホルダーに認知してもらおうと法人化したのが合同会社五方よしです。

法人設立後もU会は活動を継続しております。
( 開催回数は11回(2011年11月追記) )

法人としての五方よし、コミュニティとしてのU会ともども今後も継続して社会課題の解決に取り組んでまいります。

現在のU会

U会メンバー 14名

※U会にご興味をお持ちの方はお気軽に合同会社五方よし(農業事業部) info-ag@fivewin.co.jp までご連絡ください。

主な取り組み

・うずら養鶏市場の調査(農家、流通、小売、中食産業、外食産業)

・海外市場の調査(スペイン、中国、韓国、インドネシア)

・うずら卵の食品外製品調査

・食肉としてのうずら市場調査(国内、国外)

・日本特有のNOUKA-Model(畑、犬、牛馬、鳥、林業を小規模に集積)研究

●U会の活動内容が認められ神奈川県下に試験圃場(2,000㎡)無償貸与を受ける

●米穀取扱事業者[白米・玄米20t](農林水産省関東農政局)となる(合同会社五方よし)